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日々のこと、映画、旅の感想・思い出などを書き書きします  by さぶろー

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男たちの大和

話題の「男たちの大和/YAMATO」を映画館で観てきました。

yamatopos.jpg

昼過ぎに映画か行ったけど、すげー人。13時台は満席。
同じく17日公開のニコラス・ケイジ主演の「ロード・オブ・ウォー」でも観ようかな、と思ったが、一緒に行った友達とジャンケンして、さぶろーが勝ったら「~大和」にすることにした。で、勝利。
邦画を映画館で観るのは勇気がいる。クソなハズレ映画だったらどうしよう…そんな不安な気持ちを胸に上映を待った。

しかし、そんな予想は完全に裏切られた。
素晴らしかった。普通に感動しちゃったよ。

キャストが良かった。ミスキャストがほとんどない。
最初、反町と獅童か…と思ってましたが、素晴らしい演技を見せてくれました。獅童ってアクが強いから、獅童には獅童しか演じられないかと思いきや、いい味出してました。

従来の日本の戦争映画にありがちな、押し着せな反戦メッセージが無いのが最大の評価ポイント。反戦を伝えようとするあまり、それを主人公たちの口から言わせてしまっていたところに、従来の日本映画の失敗が
あるように思う。

もちろん、この映画から反戦の意図は十分伝わる。主人公(だと自分は思う)の神尾は、家族も、恋人も失ってしまうのだ。
これは観てて辛い。

あと、明確な主人公がいないところ。
反町と獅童オンステージかと思いきや、決してそうではない。
現代とリンクしつつ物語が展開するせいもあるが、登場人物一人ひとりの性格や境遇がしっかり描かれていて、感情移入しやすく、泣かせるのだ。

若手の好演が非常に光ったと思う。つーか、これが無かったらこの映画の魅力は無かっただろう。
神尾克己特年兵を演じる松山ケンイチは、嫌味が無いので、素直に彼に同情できる。
妙子を演じる蒼井優も、個人的に結構好きなのでGood。

原作を読んでいないので分からないが、物語として非常に良くまとまっている。
戦前の貧しい農村出身者の悲哀など、当時の庶民の生活もしっかり描かれている。
父を戦争で失い、小さな田しか持たない母を持つ西哲也の存在が、本当に泣かせる。
こういう人って多かったんだろうな。

大々的な宣伝が行われた原寸大「大和」も、質感があって良かった。
ただ、艦橋の前までしかないので、大和を後ろから見るシーンはない。
だが、そんなことはどうでもいい。甲板が兵たちに埋め尽くされるシーンや、水葬のシーンはシビれた。

また、音楽もマッチしてて良い。長淵剛の曲はいつ挿入されるかと思っていたが、エンドロールで効果的にかかってた。あれは良い。みんな最後までしっかり観てくれる。

悲劇の舞台となる米軍艦載機との死闘だが、ひたすら同じような敵機襲撃シーンが続くが(しかもひたすらアップ)、日本映画としては、かなり良い方だと思う。

「日本は進歩を軽んじすぎた」の臼淵大尉。なんで長嶋一茂なんだよ~。もっと知的な人がやって欲しかった。って、一茂は俳優じゃないだろ、と思うのだが…。
あとは寺島しのぶ。あれはババア。別に良いけど。かなり老けて見えた。

興業収入的にも順調な滑り出しらしい。

制作発表も含め、角川春樹先生は脳内麻薬全開で結構ステキなことを言っていて大丈夫か?と思っていたが、いやはや素敵な映画をありがとうございます。さすがヤクでクリエイティブな人は違うぜ

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